笹井温泉物語

十勝川温泉は、かつて葦の生え茂る湿地帯に湧出し、
そこに点在する沼は厳寒の冬になっても凍る事は無く、馬などが傷を癒しに来ていたと伝えられています。
明治三十三年に、依馬嘉平氏が
約1m四方の露天風呂を造り
自然湧出している温湯を加熱して、
その付近の住民と利用したのが
十勝川温泉の始まりと
云われています。
その後、明治末期に湯治場となり、
大正二年には源泉を掘り下げて
温泉旅館に姿を変えました。
当時の温泉名は「笹井温泉」と呼ばれ、
これが現在の笹井ホテルの前身です。
その頃から十勝川温泉を代表する老舗旅館として多くのお客様のご愛顧を頂いてきました。

今後もお客様本位の真心のおもてなしを第一に考えまして、
更に良き歴史を重ねて参りたいと願っております。
社員一同、お客様との出会いを楽しみに、皆様のご来館をお待ちしております。